・工場経理ってなんだか大変そうだけど、やると良いことあるのかな?
・工場経理をやるとどういうスキルが身に付くのかな?
今回はこんな疑問に応える記事です。
工場経理に興味を持っている方や工場経理に就いたばかりの方に向けて、工場経理をするメリットについてお伝えしていきます。
専門的な知識が身に付いて食いっぱぐれしにくくなる
工場経理は簿記の知識を必要とする、専門的な業務です。
専門的といっても経験してしまえば実務を行えるようになりますのでご安心を。
工場経理の実務経験を積めば、社内の他の工場でも仕事ができますし、転職したとしても通用するはずです。
また工場経理の前後で本社経理の経験を積めば、総合力のある経理マンとして価値が高くなります。
本社経理だけでなく、工場経理+事業企画、工場経理+営業といった形で他職種と併せて経験すれば社内で重宝がられます。
先日偶然You tubeでひろゆきさんが経理はどこの会社でもある職種だから食いっぱぐれしない、と言っていて、あの大富豪のひろゆきさんでもそういうこと言うのか〜と勝手に親近感が湧きました笑
工場経理の業務内容は下記でも紹介していますので、興味のある方はご覧下さい。
工場運営の流れがわかる
工場で勤務をしたことがない方にしてみると、工場ってどういう風に運営しているのだろう?と思うかもしれません。
工場経理を担当すればお金の流れが分かり、生産の流れも近くで感じられるので工場運営の流れが分かります。
年次、月次の工場経理の内容は下記の通りです。
・年次・・・各期末で棚卸実施、年度が始まる前に予算作成
・月次・・・月初に決算締め、下旬に工場の会議、各締め日に修繕費や消耗品等の経費の振り込みなど
上記の内容に、工場特有の行事である安全や環境関連の会議、また生産関連の会議等があります。
同じ社内の人でも工場で勤務したことがない人ですと、工場のイメージがつかないと思います。
製造業に勤務しながらずっと本社で勤務している人もいるかと思いますので、工場勤務経験は良い経験と考えています。
多様な方と接するのでコミュニケーション力が身につく
工場で勤務をしますと、工場幹部、スタッフ、現場の方、と様々な立場の方と接することになります。
工場幹部へはきっちりとした資料を作成して、会議で報告します。
どう説明すればわかりやすいのか、またどのように説明すれば納得してもらえるかを考えます。
スタッフの方の場合は、仕事内容や立場が近いことが多いので、世間話や仕事の話等の話をします。
現場の方の場合は、初めはなかなか受け入れてくれないことがありましたが足繁く通い、現場の方から話を聞くうちに打ち解けられました。
私の経験上、見た目がいかつくて話づらそうな人ほど仕事に対して真剣に向き合い、仕事を真面目にされていました。
このように、様々な立場の方とコミュニケーションを取ることで、相手が何を求めていて、どのようにしてほしいのかがわかるようになります。
以上3点挙げさせてもらいました。
もし今回の記事で工場経理に対して、前向きな考え方になれた方がいらっしゃいましたら嬉しいです。